スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
<< ケイ陽から広武山へ | main |

劉邦の天下統一

 

JUGEMテーマ:歴史

 

 

項羽軍は本拠地の彭城への帰還を始めたが、劉邦は張良の「弱っている項羽軍を滅ぼす好機」との進言を採用して、和睦を反故にして項羽軍の背後を襲う。

 

 

劉邦は、韓信と彭越に援軍を要請するが、韓信と彭越がやって来なかったため、劉邦軍は項羽軍の反撃を受けて大きな被害を出す。

韓信

 

援軍が来なかった事に対して、張良は劉邦に「韓信・彭越が来ないのは恩賞の約束をしていないから。彼らは劉邦と項羽が争っているからこそ、自分に価値があることを分かっていて、争いが終わってしまえば自分達がどうなるのか不安なのだ。」と説明した。

 

 

張良の説明に納得した劉邦は、戦後に韓信を斉王に、彭越を梁王にすることを約束すると、戦後の立場に安心した韓信と彭越は劉邦のもとに馳せ参じる。

 

韓信

 

 

 

韓信と彭越の率いた軍勢、さらに今度こそ劉邦有利を察した有力諸侯も雪崩をうって劉邦に味方したため、劉邦軍は60万にも膨れ上がっていき、ついに項羽を垓下(現在の安徽省蚌埠市固鎮県)に追い詰めた。

 

 

 

 

ある晩、城の四方から項羽の故郷である楚の国の歌が聴こえてきたため、項羽は「こんなにも多くの故郷の者が敵側についているのか。」と嘆いた。

 

 

ここから、孤立して助けや味方がいないことを意味する「四面楚歌」という言葉が生まれたとされている。

 

 

 

 

もはやここまでと悟った項羽は、別れの宴席を設け、愛人である虞美人(ぐびじん)に歌を贈った。

 

 

歌の内容は「かつて私の力は山をも動かす程強大で、気迫はこの世を覆い尽くすほどであったが、時勢は私に不利であり、もはや愛馬が前に進もうとしない事すら、どうにもならない。そんなことよりも、虞よ、虞よ、オマエをどうすれば良いのか。」

 

 

虞美人もこれに唱和し、項羽は涙を流し、臣下達も全て涙を流した。

 

虞美人

 

その後、項羽は手勢800騎を率いて、連合軍の包囲網を超人的な戦闘力で突破するが、東城(現在の安徽省定遠県の東南)に辿りついたときには項羽に従う者わずか28騎になっていた。

 

 

 

そこで数千の劉邦軍に追い付かれた項羽は、配下の28騎を七騎ずつ4隊に分けて、それぞれ敵軍の中に斬り込んでいく。

 

項羽は一人で100人近い敵兵を鬼神のごとき強さで殺し、項羽とその配下が再び集結すると、脱落したのはわずか二人だけであった。

 

 

 

そこから、項羽たちは、烏江という長江の渡し場(現在の安徽省馬鞍山市和県の烏江鎮)に至った。

川の先には、かつて項羽たちが決起した江東の地がある。

 

 

烏江の役場長は項羽に「江東は小さな所ですが土地は千里あり、万の人が住んでいます、彼の地ではまた王になるには十分でしょう。この地で王となられよ。この近くで船を持っているのは私だけなので、漢軍が来ても渡ることはできません。」と告げた。

 

 

しかし、項羽は笑いながら「昔、江東の若者8000を率いて川を渡ったが、今ここに、その時の者は一人もいない。江東の者達が、再び私を王にすると言ってくれても、彼らに会わせる顔がどこにあろうか。」と断ると、馬を降り、配下の者達にも下馬させて、そのまま劉邦軍を迎え撃つと、項羽一人で敵兵数百人が殺す抵抗をみせる。

 

 

 

項羽は敵の中にかつて自分を慕っていた同郷の呂馬童がいるのを見つけると「劉邦は私の首に千金と万の邑を懸けていると聞く、お前にその恩賞をくれてやろう。」と言うと、自ら首をはねて死んだ。

 

 

 

 

劉邦は項羽を殺した者に対して領土を約束していたので、項羽が死ぬと、死体に向かって兵士が群がり、死体を取り合い、殺し合う者が数十人にもなった。

 

 

その結果、項羽の死体は五つに分かれ、劉邦はその五つの持ち主(楊喜・王翳・呂馬童・呂勝・楊武)に対して一つの領土を分割して与えた。

劉邦

 

 

劉邦は無惨な死体となった項羽を哀れみ、礼を以て手厚く葬った。

 

 

 

 

 

 

かなり簡略化し、玄人向けではないけれど深い、歴史や伝説などを表現するブログ

 


歴史や伝説の偉人を5行で表現するブログ

 

 

 

| 8.楚漢戦争 (垓下の戦い) | 07:05 | - | - |

スポンサーサイト

| - | 07:05 | - | - |

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--